當野弘児ブログ





浮御堂


平安時代、比叡山・横川(よかわ)の恵心僧都(けいしんそうず)・源信が、湖上交通の安全を願って建てた臨済宗の寺「浮御堂」。正式には「海門山満月寺」といい、境内の観音堂には、重要文化財である聖観音座像が安置されています。


近江八景のひとつ「堅田の落雁」としても名高く、湖中に浮かぶお堂の美しさは、松尾芭蕉や、多くの絵師・文人に愛されてきました。


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